広上淳一 Hirokami, Junichi
東京生まれ。東京音大指揮科に学ぶ。1984 年 26歳で第 1 回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝。以来、フランス国立管、ベルリン放響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。これまでノールショピング響、リンブルク響、ロイヤル・リヴァプール・フィル、日本フィル、コロンバス響のポストを歴任。近年では、ヴァンクーヴァー響、ボルティモア響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ミラノ・ヴェルディ響、サンクトペテルブルク・フィル、ポーランド放送響、スロヴェニア・フィル、バルセロナ響、モンテカルロ・フィル、サンパウロ響、ニュージーランド響等へ客演。国内では全国各地のオーケストラはもとより、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管にもたびたび招かれ絶賛を博している。オペラの分野でもシドニー歌劇場での《仮面舞踏会》《リゴレット》以来、数々のプロダクションを指揮、近年では藤原歌劇団《椿姫》、日生劇場《アイナダマール》(日本初演)《ドン・ジョヴァンニ》、新国立劇場《椿姫》《アイーダ》等が記憶に新しい。現在、京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー。2015 年同響とともにサントリー音楽賞受賞、12シーズン目を迎えている。2017 年 4月より札幌交響楽団友情客演指揮者も務める。東京音楽大学指揮科教授。