川本嘉子 Kawamoto, Yoshiko

ソリスト・室内楽奏者として最も活躍しているヴィオラ奏者の1人。水戸室内管弦楽団、京都アルティ弦楽四重奏団、AOIレジデンス・クヮルテット、前橋汀子弦楽四重奏団のメンバー。3歳よりスズキメソードでヴァイオリンを始め 子供の為の音楽教室、桐朋女子高校、  桐朋学園大学を経て  1991年東京都交響楽団に入団をきっかけにヴィオラに転向。1999年より2002年退団まで首席奏者を務める。タングルウッド、マールボロ、ダボス、東京の夏、霧島、サイトウキネンオーケストラ、別府アルゲリッチ音楽祭 等のフェスティヴァルに参加。著名な演奏家アルゲリッチやギドン クレーメル、バシュメット、マイスキーなどと共演し絶賛を博している。チョン・ミョンフンとも室内楽で日本・韓国公演を行なった。ソリストとして、これまでにガリー・ベルティーニ、ジャン・フルネ、ペーター・マーク、サー・ネビル・マリナーなどの世界的な指揮者と共演。2013-14年度 東京音楽大学指揮科聴講生として指揮を勉強し、広上淳一に師事。受賞歴:1989年第6回東京国際コンクール室内楽部門優勝(イグレック・クァルテットで参加)、1992年ジュネーヴ国際音楽コンクール・ヴィオラ部門最高位(1位なしの2位)、1996年村松賞、1997年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2015年 東燃ゼネラル音楽賞奨励賞